


昨年9月に入国しました電子組立の技能実習生3名が、三重県多気郡明和町斎宮にて例年開催されます「斎王祭り」に参加いたしました。この3名の技能実習生は電子機器組立を3年間実習する予定です。日本の伝統服を着て、祭りを参加して、日本の伝統文化を体験できて、非常にいい経験だと、本人達がうれしく話してくれました。
◎斎王まつり
7世紀後半から14世紀前半の約660年間、天照大神御杖代(みつえしろ)として代々の天皇の時代ごとに都から伊勢に斎王が遣わされていました。斎王が居住した「斎宮跡」が発掘され、1979年3月に国史跡の指定を受けた「斎宮跡」は、東西2,000メートル、南北700メートル、面積約140ヘクタールにも及ぶ全国屈指の大規模遺跡で、現在も継続的に発掘調査が進められています。
この史跡にちなんで、野花菖蒲の開花する6月上旬に斎宮歴史博物館を主会場に「斎王まつり」は開催され、十二単をはじめ平安の雅を再現する斎王?女官?童女など総勢150名ほどによる「斎王群行」は、祭りのメインイベントとなっています。また、この群行は、広く参加者を応募して、県外からも参加されています。